投稿

イム・キョンソン著『村上春樹のせいで』来週発売

韓国の人気作家イム・キョンソンさんが、「最愛の作家」村上春樹について書いたエッセイが来週発売になります。『村上春樹のせいで:どこまでも自分のスタイルで生きていくこと』この本の韓国のオリジナル版のタイトルは直訳すると『どこまでも個人的な』でした。集団に埋没したり、時代の波に流されたりしない村上春樹の個人的な生き方への共感が、タイトルになったのではないかと思います。本の扉を開くと「どうすれば本当の自分として生きていくことができるのだろう」という問いかけがあるんですけど、ここに作者の姿勢が表れていると思います。ただ単に村上春樹が好きなだけの好事家が書いた本ではなくて、人生の究極ともいえるテーマに取り組む作家の本です。ハルキストだけでなく、多くの人に読んでもらいたいです。 この一冊だけで、独立しているというか、確固たる人生観が描き出されています。

清水ともみ著『私の身に起きたこと:とあるウイグル人女性の証言』を発売

『私の身に起きたこと――とあるウイグル人女性の証言』が発売になります。10月22日発売で告知していたのですが、少し発売時期を早めたので、ネットで注文した方の中には、すでにお手元に届いたという方もいるかもしれません。早いところならば、書店にも並んでいるのではないかと思います。
このような社会的に意義のある本の出版に関われたことを誇りに思っています。もちろん他の本も、それぞれ重要な意義があるのですが、ウイグル問題を扱ったこの本は、ちょっと別格です。僕がウイグル問題の重大さに気づいたのも、清水ともみ先生のこの作品をネット上で読んででした。これは、僕の考えを変えるキッカケになった重要な作品でした。その書籍化をお手伝いできるとは、初めてこれを読んだ当時は思ってもいませんでした。このマンガの表現力はすごいので、僕以外の人にも大きな影響を与えることは間違いありません。Amazonのレビューを見てもそれは明らかです。世界を少しでもマシなものにするために、知らなければいけないこと、目を伏せてはいけないことが、この本には書かれています。
ウイグル問題を扱ったマンガ、絵本のような装丁で書籍化します。https://t.co/r8yj8jRH0T— 中原邦彦😷季節社 (@kisetsusha) September 2, 2020

更新さぼってました

ストロボセラピーに関する投稿をいくつかしたきり、更新が途絶えていました。あの時期、ストロボセラピーに関する投稿をしていたのは、とあるテレビ局から取材の話があったからなのですが、それがなくなったのであまり意味ありませんでした。

ストロボセラピーは、目を閉じて光の点滅を浴びることで、意識の状態を変容させることを目指したアプリでした。僕がこれをつくることを決めたのは、セラピーへの関心もあるのですが、冥想のときに見る光に対する関心にも導かれていました。

深い瞑想状態に入ると、光を見ます。たとえば、空海が若い頃、口の中に明星が飛び込んでくる体験をしたと書いていますが、これもそうした冥想の光の一種だと思われます。こうした光を、擬似的に体験する実験としてストロボセラピーを開発したわけです。実際に、不思議な効果があることを感じることができるのですが、冥想の光とはやはりちょっと違うようにも感じました。

冥想の光に対する興味は、かなりマニアックかもしれませんが、出版事業にも引き継がれています。生きる意味を見つけ出すための鍵がここにあると思っています。これだけを書いても意味不明ではあると思いますが……。

これまでに出版した本の話や、今後の予定の話は、また改めて書きたいです。
光の高速点滅に不思議な効果があることは、昔から知られていました。

紀元125年に、アプレイウスは、光の点滅によって癲癇のタイプ分けを行いました。この光の点滅は、陶工のロクロを利用して生み出したようです。おそらくこれは、光過敏性発作(いわゆるポケモンショック)と、その他の癲癇とを分けるために使われたのでしょう。

紀元200年に、プトレマイオス(トレミー)は、回転する車輪によって太陽の光を遮ることによって、ストロボ光を生み出していました。これによって、色彩のパターンが目に見えるということと、多幸感が生じるということを書き記してします。
プトレマイオスといえば『アルマゲスト』の著者として非常に名高い学者です。どの著作の中で、ストロボ効果について書き記しているのか私は調べていませんが、『光学』という著作があるようなので、おそらくそこで述べられているのでしょう。

近代のフランスの心理学者、ピエール・ジャネは、光の点滅を、当時のヒステリー患者に浴びせることで、ヒステリーの症状を軽減し、リラックスさせることができることに気づいていました。この研究が、その後どうなったのか、非常に気になるところですが、まだ私は調べていません。

上記のことは、スタンフォード大学のサイト上の論文に書いてあることです。

質問:ストロボセラピーで脳波を整えることができるのはなぜですか?

イメージ
ライトがピカッと光ると、視神経を通して刺激が伝わり、脳細胞がピカッと光ります。

ライトがピカピカピカっと特定の周波数で光ると、脳細胞もピカピカピカっと特定の周波数で光ることになります。脳細胞が特定の周波数で光るということはつまり、その周波数の脳波が生じるということです。

こうして、ストロボの周波数が、脳波の周波数に影響を与えます。ストロボの周波数に、主要な脳波が同調していくわけです。

これには、科学的な裏付けがあります。英語でちょっと古いですが、The Clinical Guide to Sound and Light という論文が、様々な研究をまとめてあって参考になります。

ただ、脳波だけですべてを説明できるのかというと、とてもそうは思えません。脳波説とは別に、DMTという物質が松果体で分泌されるのを促すという説もあって、これも非常に興味深いです。Ajina Lightの開発者のGuyさんは、DMT説を推してます。


iPhoneアプリはこちら

Androidアプリはこちら

アプリの名前を変えました。あと、無料で試せるようになりました。

「リラックス快眠ライト」という名前で最初リリースしたんですけど、「ストロボセラピー」という名前に変更しました。
それから、最初は有料アプリとしてリリースしましたが、無料アプリに変更しました。ただし無料で使える機能は限定されています。すべての機能を使うには、アプリ内でライセンスを購入しなくてはなりません。

さらに、ちょっと変更を加える計画です。無料で使える機能を変更します。現状だと、「固定速度」で1セットだけ試せるんですけど、「広域をランダムに切替」を5セット試せるように変更するつもりです。

他にも機能の追加などがあります。数日中にリリースの予定です。

質問:DeepRelax Lightの光は強すぎませんか?

初めてDeepRelax Lightを使う人は、光が強すぎると感じるかもしれません。しかし、開発者としては、むしろ光が弱いくらいに感じています。スマホに搭載されているLEDの性能には限界があります。額の上に直接スマホを置くことを推奨しているのは、それが手軽であるからだけはなく、距離を置いて光を浴びたのでは光が弱すぎるためでもあります。スタンドなどを使う場合も、かなり至近距離にスマホが位置するようにしなければ、充分な効果を感じられないことでしょう。

Ajina LightやPandraStarなどの専用機では、複数個のLEDライトを並べて、スマホのLEDよりも何倍も強い光を発することができるようになっています。

スマホのLEDであっても、暗闇の中で点滅しているのを目を開けて見てしまうと、かなり刺激が強く感じるかもしれません。しかし、DeepRelax Lightは、目を閉じて光を浴びるようにデザインされています。目を閉じて、眉間の中央に光が当たるように調整してください。それでも光が強すぎると感じる場合は、LEDライトと目との間にタイルを挟むなどして、光の強度を調整すると良いでしょう。

また、[点滅開始までの待ち時間]を設定することも、おすすめします。これを適切に設定しておけば、スマホを額の上に置いてちゃんと目を閉じてから、光の点滅が開始するようにできます。暗闇の中、目を開けた状態でストロボ光を見るのは、たしかに刺激が強すぎます。

周囲に光が漏れると、迷惑になることがあります。目を閉じて光を浴びている人はリラックスできても、周囲で目を開けてそれを見ている人は、気分が悪くなってしまうことがあります。これを防ぐには、厚手のタオルなどで、額の上のスマホを覆って、光が周囲に漏れないようにすると良いでしょう。