『フリーダム』の宣伝が難航中
4月25日に発売予定の『フリーダム』ですが、その広告活動が難航しています。新聞広告を打つ予定で、クラウドファンディングを始めたのでTwitterで広告したのですが、平均クリック単価(CPC)が1785円という、どう考えても異常な高額になったことも大きく影響しています。
クリック単価1785円だと、本の定価を超える値段です。時期によって変動もあるでしょうが、ネットで検索すると相場は25円〜100円だとか25円〜200円ほどだと書かれている事が多いです。最近は価格が下落しているため3〜10円で入札できると書いている人もいました。そういう状況下で、1785円です。異常です。Twitter広告のバグか、あるいはTwitter社の誰かが人為的に操作してクラウドファンディングを妨害しようとしたのではないかと疑わざるを得ない価格です。競争の激しい分野に入札しているわけではないのに、あきらかにおかしいです。
ぼったくり価格なのでわずか28クリックで、1日あたり5万円の予算を使い果たすことになりました。
クリック率はそれほど高くなくて0.14%ほど。インプレッション数で計算すると、1000インプレッション数あたり2500円ほどでした。インプレッション課金の場合は、1000インプレッション数あたり400円〜600円ほどが相場ということですから、やはり割高です。(広告出稿は1日で停止しました)
現在Twitter社に問い合わせ中ですが、何者が人為的にCPCを操作したのではないかと真剣に疑っています。とにかくあり得ない値段です。
現在Google広告に切り替えていますが、いまのところ平均クリック単価19円です。入札競争の激しい分野ではないのでこの程度の価格が妥当だろうと思います。
広告とは別の話ですが、Twitter上で2019年の香港のデモを応援していた人たちが、お金は出さないまでもツイートのシェアくらいならば協力してくれるのではないかと期待していました。それも期待はずれな結果になりました。ツイートに気づいていない可能性もあるし、あるいは何か考えるところがあるのかもしれませんが、いずれにせよ期待していたよりも反響が小さいです。現在3人しか支援者が集まっておらず、今後も増えそうにありません。
そもそも、クラウドファンディングを実施するのも難航しました。最終的には、MOTION GALLERYでプロジェクトを承認してもらうことができましたが、別の大手の会社では理由の示されないまま申請が却下されています。再申請も不可とされました。理由が示されないということは、規約違反があったわけではないのでしょう。おそらくこれは中国の検閲が、日本にも浸透しているということなのだと思います。
クラウドファンディングで呼びかけているのは新聞広告の掲載なのですが、これについても断られる可能性があると思っています。特に、聖教新聞。公明党の母体である創価学会の新聞なので、親中国的な内容の書籍でなければ広告掲載を認めてもらえない可能性があります。
思い通りにはなかかな事が運ばないわけですが、しかし、羅冠聡さんを始め香港の活動家たちは、遥かに厳しい状況の中で自由を求めてずっと闘ってきたのだと思います。今のような香港民主化運動にとって「冬の時代」であるからこそ、応援する意義があるというものでしょう。